コンテンツへスキップ

がん検診で大腸がんと判明、開腹除去手術

定年後、初めて行政機関(市)の成人病の各種検査で、其のうちの一つである「大腸がん」の検診目的で「検便」を行いましたところ、結果として「陽性」と判定され「要・精密検査」ということのなったのです。

検便とは、便の中に血液が混じっているかどうかの潜血反応を見るのですが、潜血の要因というのは体中で異常が発生していて腸内に出血している状態で、其の中の一つに大腸がんが疑われるのです。

筆者の場合は大腸がんの検診という当初の目的もあったので、精密検査を受ける羽目になったのですが、後日、市の総合病院で精密検査を行ったところ、大腸の上部の部分に可なり大きな「ガン」発生している事が認められたのです。

精密検査の方法は大量の下剤液を口から飲んで胃腸内をキレイに空っぽにし、其の後に肛門より内視鏡で大腸内部の細かい部分まで見分するものでした。 後で本人と家族が一緒に其の状態を見せられらのですが、確かに赤く膨れ上がったような組織は周囲と比べても其の異常さがわかったのです。

本来なら小さい腫瘍程度でしたらそのまま切除して除去できるのですが、筆者の場合はかなりの程度進んでいるため切除去は不可で、結局は放射線治療でがん腫瘍を小さくした上で開腹して切除する事になったのです。 そして切除してから数年経ちましたが、現在のところは検便には異常なくガン転移も認められないということでホッとしているところです。