私が現在一番困っているのは毎日のように不随意運動という、自分の意思とは関係なく体が動いてしまう痙攣が起きることです。
ベッドに横になるとすぐに不随意運動が始まり、体とベッドがこすれる音で家族に睡眠不足などの迷惑をかけていることが心苦しいです。
治療法がないので通院しても薬をいろいろと試して症状の進行を少しでも遅くすることしかできません。乳がんのように生存率を心配してどうこうというわけではないですが辛いです。
症状は少しずつ進行しているので家の中を歩く時にも両足を広げて左右に揺さぶるようにしないと歩くことが出来ません。
去年の12月からは通院するとき以外は外に出ることもできません。もし転倒した時には自力で立ち上がることが出来ないので怖くて外に出ることが出来ないのです。
今は朝に目を覚ました時が一番疲れています。寝ている間にも不随意運動が起きていると考えられるので、目を覚ました時には体中が痛くてすぐに起きることが出来ません。
不随意運動は止めることが出来ないので病気の症状で仕方がないと前向きに考えることにしました。寝る時には本当に眠くなって起きていられなくなってから寝るようにしています。
そのことで睡眠薬を飲んだように知らないうちに眠ることが出来るようになりました。
目を覚まして起きるまでには十分にストレッチを行って30分くらいしてからゆっくりと起きるようにしています。
そして、夜は寝やすくするために日中に眠たくなった時にも昼寝をしないようにすることで、午後11時ごろになると立っていられないほど眠くなるようになりました。
おかげで不随意運動が起きても自然に任せているうちに眠ることが出来るようになりました。
以前は2時間以上も不随意運動が続いて眠ることが出来なかったことを考えると、ずいぶん精神的にも負担が少なくなりました。
なかなか寝つきが悪い人は本当に眠くなるまで起きていた方が眠りが深くなります。
それと、風呂に入る時は必ず浴槽に浸かって体の温度をいったん上げてから、体のほてりが収まってから眠るようにすると良い睡眠を得ることが出来ます。
体の中に起きていることは自分では気が付きにくいものです。
何か普通と違うと思ったときには自分で判断しないで病院で受診するようにしてください。何もなければそれでいいではないですか。何かが起こってからでは遅いのですよ。